中古で購入したジャノメの職業用ミシン780DBを5年位使っていて調子が悪くなったのを機に、同じ型の糸切りが付いている780DXを新品で購入しました。
最初に糸調子を合わせようと今まで使っていた780DBのようにボビンケースを合わせ、糸調子ダイヤルを3位に合わせましたがなぜか糸調子が合わない。
裏側の糸がぐちゃぐちゃになる。
裏側がぐちゃぐちゃになると言う事は普通は上糸が弱いと言う事なので、糸調子ダイヤルの数字を大きくすると糸調子が合いました。
でも糸調子は3位が標準だと思うし、4や5にしないと糸調子が合わないと言うのはどう考えてもおかしいよね?もしかして初期不良?と思いながら納得出来なくて、何度もダイヤルをいじったりしていてふと気付きました。
あれ?さっき3に合わせたはずのダイヤルが2より小さくなってる。どういう事?勝手に動いてるの??
これじゃ糸調子合うはずないよね、と何度もいじっていてまた気付きました。
押さえを下げると糸調子ダイヤルの数字が小さくなり、押さえを上げると数字が大きくなる事を。
その差1メモリ以上。
これは押さえをどっちの状態で糸調子を合わせるのが正解なんだろう?
今まで780DBを使っていて押さえの上下なんか気にした事無く糸調子を合わせてたけどちゃんと合ってたのにと思い、購入したミシン店に連絡してみました。
すると押さえの上下で糸調子ダイヤルが動くのは正常で、押さえを下げた状態で合わせると良いと言う事でした。
でも「今まで同じ型を使ってきて押さえの上下なんて気にした事なくても糸調子は合ってたんですけど」と私が言うと、「押さえの上下でダイヤルが動くのは正常だけど、どの位動くかは個体差がある」との事でした。
なので、以前私が使っていた780DBはきっと糸調子ダイヤルの動きが少ないタイプだったのでしょう。
だから押さえが上下どっちの状態で合わせようとも糸調子がほとんど狂わなかったのだと思います。
なるほどね~と納得しましたが、今度から押さえの上下の状態を確認してから糸調子を合わせないといけないのかと思うと面倒です。
いや、でもさこんなに押さえの上下で数字が変わるなら説明書に「押さえは下げた状態で糸調子を合わせて下さい」て書いてないとダメですよね。
まあ普通は糸調子は1回合わせたら糸の太さとか変えない限りほとんどいじらなくても大丈夫なんだけども、ギャザー押さえを使う時にもギャザーを強く寄せたい時は糸調子ダイヤルを変えるんですよね。
なんだか前のミシンよりランクアップしたつもりがどうも中古で買った前の方が色々使いやすかったなと思ってしまい、せっかく高いお金を出して新品を買ったのにと落ち込み気味です。
機械だから個体差があるのは仕方ないのかもしれません。
個体差と言えば、職業用ミシンは縫い目が綺麗だと良く言われますが、前の780DBを使ってた時は言うほどでも無いよなぁと思っていたんですが、どうも今回購入した780DXの方が縫い目か綺麗に感じます。
もしかしたら同じ型でも縫い目も個体差があるのかもしれません。
780DXを購入したのは780DBが使いやすかったのと自動糸切りが便利そうと思い購入したんですが、使い慣れてないのでまだ便利と思う域にはなっていません。
早く使い慣れて愛着が湧くようになりたいですね。
なんか色々不具合があって新品なのにと不安になったんですが、ミシン店の人はメールで問い合わせたらすぐに電話をくれて丁寧に説明してくれて安心感はありました。