手持ちのミシンに装着するとロックミシンのようなふちかがりが出来るというルビーロックⅡ(2)をフリマで1000円程で購入したので職業用ミシンで使ってみました。
これ何十年も前の製品みたいですね。(この記事を書いてるのが2021年です)
こんな製品があったとは最近まで知りませんでした。
ほぼドール服作りしかしないので、端処理はほつれ止め液を使っていて、ロックミシンはそんなに必要でもないのですが、その他マスク作り等ちょっとした時にあったらまあ便利だよな~と前々から思いながら購入するまでには至らず、そんな時にこの製品を知り試しに購入してみました。
とても古い製品なのでフリマ等で中古は結構出回っているものの、使用レビュー等のブログは少なく使えるのかな~と半信半疑でした。
装着や糸の掛け方は簡単で説明書を見れば分かりました。
ロックのコツも数回かけて見ると分かりました。
ですが、これは使う用途が限られる製品だなと実際に使ってみて思いました。
まずは固めのデニム生地で縫ってみました。
綺麗に縫えていると思います。
送り幅はミシン本体の設定で変えられます。
これは3mmの設定で縫いました。
かがり幅は固定で変えられません。
大体5mm位になるようです。
説明書にも低速で縫って下さいと書いてありますが、あまり速く縫うと糸が引っ掛かったりして目飛びしやすくなります。
でもゆっくり丁寧に縫っていても動きの構造上、引っ掛かって目飛びする事が時々あります。
まあでも、この位縫えてれば合格かなと個人的には思いました。
次にニットを縫ってみました。
ニットは全然ダメですね。
生地を差し込む部分の押さえの幅が狭いので、厚みがありなおかつ柔らかいニットはなかなか押さえの間に入りません。送りも生地が柔らかく安定しないので綺麗にかがれませんでした。
次に柔らかい薄いデニム生地を縫ってみました。
最初に縫った固めのデニム生地と比べると綺麗ではないかなという感じです。
結果、この製品で綺麗にかがれるのは、押さえの間に入る厚みでなおかつある程度固さのある生地なら綺麗にかがれると思います。
この製品を使ってみた結果、改めてちゃんとしたロックミシンが欲しくなりました(笑)
これ、定価はいくらだったんでしょう?
1万円とかだったら買って後悔するレベルだと思います。
1000円だったからまあいっかと思えますけど、また使うかな?
使えそうな生地が限られてるのでもう使わないだろうな~という感じです。
以上、ルビーロックⅡ(2)R-21の使用レビューでした♪
※追記
後日、ロックミシンを購入しました。